・材料準備
牛乳パックや酒パック、木くず、デニムなどの廃材を機械で攪拌させ、紙のタネを作ります。
2024.04.17
廃材を紙の材料に変え、一つ一つ手作業で紙を作る作業所です。作業所は、キラリワークスの事業所内にあります。府中市にある印刷会社「コトブキ印刷」さんが運営されている「めぐる、手漉紙」の紙づくりを担当しています。
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名称:紙漉き作業所
住所:広島県福山市駅家町江良154-1
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同じ作業を繰り返すルーティーン作業になります。
牛乳パックや酒パック、木くず、デニムなどの廃材を機械で攪拌させ、紙のタネを作ります。
タネを溶かした水(=紙料液)の中に、漉簀(すきす)と簀桁(すきけた)を入れ、紙料液をすくいあげます。
すくった紙料液を台に置いて、バランスよく水切りします。
固定していた金具を外して、簀桁(すきけた)を取り外します。
さらに余分な水分を除くために、圧搾機にかけてしっかり水切りをします。
乾燥させるために、漉いた紙を板に貼り付けます。
板を立てかけて、1日以上乾燥させて出来上がりです。
手づくりならではの質感と、素材によって仕上がりが全く異なります。
利用者さんのこと:Bさん / 年齢18歳 / 男性 / 軽度知的障害を伴う自閉症スペクトラム
勤務日数/時間:1日4時間、週3日勤務
通勤方法/時間:バス/30分
主な業務:紙漉き作業・プレス・軽量・裁断
[1日のスケジュール]
10:00 朝礼・作業開始(途中休憩をはさみながら)
12:00 昼休憩
13:00 作業再開
14:00 作業終了・清掃・次回作業の準備
14:45 本日の振り返り
15:00 退勤
☑︎同じ作業を繰り返すことが好きな方
☑︎ものづくりが好きな方
☑︎手先が器用な方