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2024.04.17

就労先の紹介【紙漉き工房】

捨てられるはずだったものに、もう一度「命」を吹き込む。 自分のペースで向き合う「紙漉き工房」

「紙漉き(かみすき)工房」は、酒パックやシュレッダー紙などの廃材を原料に、一枚一枚手作業で新しい紙へと生まれ変わらせる場所です。

同じ作業を繰り返す「ルーティンワーク」が中心のため、自分のペースで仕事のリズムを作りたい人に最適な環境です。

プロの職人を目指して。技術を磨く「挑戦」の日々。

◆ 地元の印刷会社とコラボレーション

私たちは現在、広島県府中市の印刷会社「コトブキ印刷」様が展開するアップサイクルブランド『めぐる、手漉紙(てすきがみ)』の品質基準を目指し、日々技術の向上に励んでいます。

まだ商品化のレベルには達していませんが、コトブキ印刷様から定期的にアドバイスや技術指導をいただきながら、「いつか自分たちが漉いた紙を、誰かが必要としてくれる」という目標を持って作業に取り組んでいます。

プロの視点を取り入れながら、一歩ずつできることを増やしていく。そんな「成長の実感」が得られるのも、この作業所の魅力です。

『めぐる、手漉紙』プロジェクトとは?

 

地域から回収された不要な紙を、手漉きの技術で新たな価値ある紙へ生まれ変わらせるプロジェクトです。SDGsへの貢献や、地域循環型のものづくりとして注目されています。

「紙漉き」が選ばれる3つの理由

① 心が整う「ルーティンワーク」

決まった手順を繰り返す作業が中心です。「次はなにをすればいいの?」と迷うことが少なく、落ち着いて作業に取り組めます。一つのことに集中するのが得意な方や、手先を使うことが好きな方にぴったりです。

②失敗しても「やり直せる」安心感

紙漉きの良いところは、もし失敗しても、もう一度水に戻せばやり直せることです。
「失敗したらどうしよう」というプレッシャーを感じすぎることなく、安心して技術を磨いていけます。

③段階的な「ステップアップ」

「いきなり接客や複雑な作業は不安…」という方は、まずはスタッフのサポートが手厚いこの「紙漉き工房(施設内就労)」からスタートすることをおすすめしています。
ここで働くリズムと自信をつけてから、チョコレート製造などの施設外就労へステップアップする方もたくさんいらっしゃいます。

廃材が「紙」になるまで。

キラリワークスの紙漉きの作業は、パック剥がしから仕上げまでを全部一人でやるのではなく、一つ一つのステップをチームで役割分担しながら進めます。

STEP 1:パック剥がし(材料の準備)

回収したパックの表面フィルムを手作業で剥がします。ペリペリと綺麗に剥がれる感触が人気です。

STEP 2:パルプ作り(繊維にする)

ちぎったパックを水と一緒にミキサーにかけ、ドロドロの繊維状(パルプ)になるまで溶かします。

STEP 3:紙漉き(成形する)

水に溶かしたパルプを、木枠を使って均一の厚さになるように漉(す)き取ります。集中力が養われる工程です。

水を切る約3分の間がちょっとした休憩時間。利用者さんやスタッフが他愛のない話で盛り上がります(笑)

水槽から上げた網(簀)の上に不織布を重ね、上から押さえて水気を切ることで、紙が網からきれいに剥がれやすくなります。

STEP 4:水切り・圧搾(水を抜く)

漉き上がった紙の水分を、圧搾機を使ってしっかり抜いていきます。

漉き上がった紙の水分を、圧搾機や手を使ってしっかり抜いていきます。

STEP 5:乾燥・検品(仕上げ)

板に貼り付けて乾燥させ、汚れや破れがないかチェックします。こうして手漉き紙の完成です!

無理なく働く、ある1日の流れ

体調に合わせて、午前のみ・午後のみの利用も可能です。

10:00 朝礼・作業開始
(体調確認をしてから担当作業へ)

11:00 小休憩(10分)
(リラックスタイム)

12:00 お昼休憩
(休憩スペースでみんなで)

13:00 作業再開

14:00 小休憩(10分)

14:45 片付け・清掃・日誌記入

15:00 作業終了・退勤
(ぞれぞれのアクセス方法で帰宅)

「静かな熱気」と「優しい会話」がある場所です。

〜紙漉き担当スタッフより〜

ここは「ものづくり」の楽しさを感じられる場所です。
作業中は集中して静かな時間が流れることも多いですが、堅苦しいわけではありません。「これ、きれいに剥がれた!」「今日の紙、いい出来だね」といった、作業を通じた会話が自然と生まれています。

今はまだ練習中ですが、みんなで「いい紙を作ろう」と目標に向かう一体感があります。人付き合いが苦手な方でも、作業という「共通の話題」があるので馴染みやすいですよ。

作業所の日常風景

まずは「見るだけ」でも大丈夫。 実際の雰囲気を感じてみませんか?

キラリワークスでは、随時「施設見学」や「作業体験」を受け付けています。

▼お問い合わせはこちら▼
https://kirariworks.jp/contact/

 

「自分にできるかな?」「どんな人がいるのかな?」
そんな不安を解消するために、まずは一度、遊びに来る感覚でお越しください。