2024.04.15
就労継続支援ってなに?
このページでは、就労継続支援の意味やA型とB型の違い、利用する場合に知っておきたい情報をまとめています。
就労継続支援とは?
就労継続支援とは、一般企業などで働くことが困難な方が、障害福祉サービスを受けながら、障害や体調にあわせて働く準備をしたり、働くためのスキルを身に付けたりするためのサポートをすることです。就労継続支援には「就労継続支援A型」と「就労継続支援B型」の2種類があります。
A型とB型のちがい
大きな違いは、企業と雇用契約を結んで働けるか、結ばずに働けるかの違いです。就労継続支援A型は、一般企業などで働くことが困難なものの、雇用契約に基づいて働くことのできる方が、事業所と雇用契約を結んだ上で働くことができるサービスです。一方、就労継続支援B型は雇用契約を結ばずに、障害や体調にあわせて自分のペースで働くことができます。 そのほかの違いは表の通りです。
どんな人が利用できる?
利用期間は?
就労継続支援B型を利用できる期間は、利用期限はありません。そのため、ゆっくりと時間をかけながら就労経験を積み、訓練を重ねることができます。
利用料はかかる?
就労継続支援B型の利用料(費用)は、前年の世帯収入によって利用料が発生する場合がありますが、ほとんどの方が自己負担なく就労継続支援を利用しています。
▶︎▷利用料計算方法◁◀︎
月間利用料=500円~1,200円/日×利用日数
利用料金は一回の通所ごとに発生します。利用料金が発生する条件を満たしていた方は、世帯収入の金額に応じて、1回の通所ごとに500円から上限が1,200円の利用料金が自己負担として発生します。
キラリワークスは「就労継続支援B型」の事業所です
キラリワークスでは、障がいや年齢、体力などを理由に一般企業で働くことが困難な方を支援する「就労継続支援B型」の事業所です。障害の程度や体調面に合わせた就労をサポートしたり、働くためのスキルを身につける訓練も一緒に行っていきます。キラリワークスの就労内容をご紹介します!
チョコレート製造・販売
全国に50店舗以上展開する「久遠チョコレート」。業務は接客から製造、箱詰めなど多岐にわたります。多様な仕事に取り組んでみたい方におすすめです。
紙漉き作業
キラリワークスの事業所内にある施設で、廃材を紙の材料に変え、一つ一つ手作業で手漉き紙を作っていきます。同じ作業を繰り返すルーティーン作業が得意な方にぴったりです。
清掃
介護付き老人ホームの利用者さんの部屋をはじめとする、施設全体の清掃を行います。清掃業務は一般的な求人にも多いので、ここで経験を積んで一般企業への就職を目指せます。
お弁当容器洗浄
宅配弁当を作る会社で、お弁当容器の仕分けや洗浄をする業務です。同じ作業を繰り返すルーティーン作業が得意な方におすすめです。
勤務日数・時間
利用者の希望によって、勤務日数や1日あたりの作業時間は柔軟に調整することができます。1日3時間、週4日勤務で働いている方もいれば、1日3時間×週5日で働いている方もいます。その都度、ご相談ください。
工賃(給料)
就労先によって変わりますので、担当者から直接お伝えします。
利用までの流れ
お住まいの地域によって異なることもあるので、最寄りの障害福祉課など市区町村まで問い合わせてみましょう。一般的な流れをご説明します。